2019年10月 7日 (月)

~日本食文化のルーツをさぐる~ 在来ごぼうフェスタ

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 ごぼうを食べる多様な文化があるのは、世界中で日本だけとか。そのタネは縄文時代の遺跡から出土しています。大陸から渡来し、栽培されていたごぼう。当初は薬用でしたが、やがて料理の食材となり、神へのお供えや儀礼食、また現代のおせち料理にも必ず用いられる、重要な食材です。
 今回はごぼうの伝来、各地に伝わる品種と料理、祭り、儀礼などを通して、日本固有の食文化が形成されるプロセスを学び、日本食の真髄に迫ります。 講師は、ごぼうを日本食文化形成の重要なファクターと位置づけ、研究を続けておられる冨岡典子氏。
 今回も各地のごぼうを集めて展示するほか、好評の試食会では、在来種とF1種との食べくらべや、ごぼうの伝統食とスタッフオリジナルレシピによる料理を用意します。ふるってご参加ください。

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2019年10月 3日 (木)

大江戸味ごよみ 10月3日(木)小松菜と吉宗

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いたコラム。10月3日(木)のテーマは、小松菜と吉宗。続けて、将軍ゆかりの伝統野菜です。

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「小松菜」は八代将軍・吉宗が命名したという。鷹狩りに出た吉宗は小松川村で休憩した。接待役、亀戸香取神社神主が、青菜をあしらった餅のすまし汁を供したところ、吉宗はことのほか喜び、菜の名を下問。「名のない菜」という答に「ならば小松菜と呼ぶがよい」。ただし、いまスーパーマーケットに並ぶ小松菜は、青梗菜などを掛け合わせたもので、だいぶ異なる。

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2019年10月 1日 (火)

大江戸味ごよみ 10月1日(火)練馬大根と綱吉と脚気

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いたコラム。10月1日(火)のテーマは、練馬大根と綱吉です。

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江戸で暮らすとかかるので「江戸わずらい」といわれた脚気。その原因は、白米中心、野菜不足の食生活だった。五代将軍綱吉も若い頃に患い、練馬で養生した。綱吉が取りよせた尾張の種から、練馬は大根の名産地になっていく。練馬の農民は、江戸の朝市に間に合わせるため、午前一時頃に収穫した大根を馬にのせ、6~7時間かけて運んだという。

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2019年9月11日 (水)

大江戸味ごよみ 9月11日(水)生姜祭

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いたコラム。9月11日(水)のテーマは「生姜祭」です。
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9月に催される芝大神宮の祭礼は「生姜祭」とも呼ばれ、浮世絵にも描かれる人気の祭。鎮座当時、まわりは生姜畑だったところから、神前に供えられ、参拝者に配られた。食べれば風邪をひかない縁起物という。祭礼の間、生姜市が立ち、境内や参道で盛んに生姜が売られていた。境内には生姜塚もある。現在は、高知県園芸連から特産の生 姜が奉納されている。

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2019年9月 4日 (水)

大江戸味ごよみ 9月4日(水)早稲田みょうが

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いたコラム。9月4日(水)は、8月31日(土)に続き「早稲田みょうが」です。

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さわやかで独特の風味、美しい色合い。みょうがの薬味としての魅力は格別だ。しかし、食べると物忘れをする、といわれのない難癖をつけられている。落語「茗荷宿」は、大金を持っている客にみょうがを食べさせ、金を忘れさせようとするが、客が忘れたのは金ではなく宿の支払いだった、というお笑い。「吸口に入れる茗荷をもう忘れ」と川柳子も。

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2019年8月31日 (土)

大江戸味ごよみ 8月31日(土)早稲田みょうが

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いたコラム。8月31日(土)のテーマは「早稲田みょうが」です。

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江戸の頃、早稲田は「水田にあらざれば悉く是れみょうがなり」状態だったとか。時代は明治に入り、大学創立に伴って水田もみょうが畑も姿を消していく。が、どこかに生息しているはず、と江戸東京・伝統野菜研究会代表の大竹道茂氏が、早大生を中心に探検隊を組織し、2010年、ついに早稲田みょうがを発見した。現在、「江戸東京野菜」の一つとして栽培されている。

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2019年8月 7日 (水)

福島秀史さんの畑 内藤かぼちゃ

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△丘の上の畑で、内藤かぼちゃの花が咲いていました。

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△花の中に入って花粉をつけているのはミツバチかしら。近くに養蜂場があって、その蜂がやってくるそうです。持ちつ持たれつというか、共存共栄というか…、畑とミツバチは双方にとってうれしい存在です。
花の中のミツバチを撮るのは難しい。どうしてもピントが手前に合ってしまいます。まあ虫らしき姿が見えるので、これでいいことにしよう。

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福島秀史さんの畑 のらぼう菜・タネ採り用

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△ 丘の上の畑でもタネを採るために枯れたまま残っている一角がありました。のらぼう菜だそうです。植物は、次の世代に命をつなぐ戦略として、目立ったり、香ったり、甘くしたりして、鳥や虫を誘うといいますが、タネの美しさは別格です。

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福島秀史さんの畑 真黒(しんくろ)なす

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なすが実をつけていました。「真黒なす」です。
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2019年8月 6日 (火)

福島秀史さんの畑 川口兵庫介氏館跡

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ここは、福島さんのもう一つの畑です。中世にこの土地で栄えた川口兵庫介という豪族の屋敷跡だそうです。一角に建っている石碑によると、このあたりは「調井台」と呼ばれる丘。最初に見せてくださった畑とは環境が違い、開けた高台なので風が吹き渡ります。

福島さんがここで育てているのは「内藤かぼちゃ」「のらぼう菜」「八丈オクラ」などの江戸東京野菜の数かず。それに「真黒(しんくろ)なす」という、これも昔のなすです。

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