2019年10月24日 (木)

ちくま大学+歌舞伎座 第12回「今に伝わる江戸東京野菜」

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筑摩書房刊『大江戸味ごよみ2019』のなかで野菜のコラムを担当したご縁から、歌舞伎座3階「花篭ホール」で、伝統野菜と江戸東京野菜についてご紹介する機会をいただきました。
いま、江戸東京野菜は、東京都の「おもてなし食材」として、注目を浴びています。よかったら、ぜひお出かけください。

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2019年9月11日 (水)

大江戸味ごよみ 9月11日(水)生姜祭

筑摩書房刊の日めくりカレンダー『大江戸味ごよみ2019』に、伝統野菜プロジェクトとして書いたコラム。9月11日(水)のテーマは「生姜祭」です。
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9月に催される芝大神宮の祭礼は「生姜祭」とも呼ばれ、浮世絵にも描かれる人気の祭。鎮座当時、まわりは生姜畑だったところから、神前に供えられ、参拝者に配られた。食べれば風邪をひかない縁起物という。祭礼の間、生姜市が立ち、境内や参道で盛んに生姜が売られていた。境内には生姜塚もある。現在は、高知県園芸連から特産の生 姜が奉納されている。

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2019年5月27日 (月)

八百善よもやま話

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歌舞伎座花篭ホールで開かれた「八百善十代目が語る--江戸の味東京の味」に参加しました。歌舞伎座×ちくま大学・学ぶ「江戸食文化紀行」大江戸味ごよみの第9回目です。

お話は「十代目」と呼ばれる栗山善四郎氏。
私は鎌倉の「八百善」に二度行ったことがあります。二回とも十代目のお話はなかなか止まりませんでした。(そのときのメモはこちらをクリックしてください⇒⇒ランチの野菜度「八百善」

▼十代目栗山善四郎氏
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2019年5月 2日 (木)

八百善江戸東京ツアー「向島百花園」

「大江戸味ごよみ2019」に登場する江戸の料亭「八百善」ゆかりの土地を歩く「八百善江戸東京ツアー」。前回の続きで向島です。

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東京都公園協会のサイトによると、向島百花園は、「江戸の町人文化が花開いた文化・文政期(1804~1830年)に造られた庭園。庭を造ったのは、それまで骨とう商を営んでいた佐原鞠塢。交遊のあった江 戸の文人墨客の協力を得て、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島の地に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り…」と解説されています。

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2019年5月 1日 (水)

八百善江戸東京ツアー 「玉の井」

「大江戸味ごよみ2019」に登場する江戸の料亭「八百善」ゆかりの土地を歩く「八百善江戸東京ツアー」。前回に続き、向島がテーマです。永井荷風ゆかりの玉の井を歩き、向島百花園を散策、園内のランチをいただき、ちょっと歩いてデザートは長命寺の桜もち、最後は見囲神社というコースでした。

▼東向島駅前集合。案内板で道順を確認し、歩き始めました。
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「東向島」という駅名は2度変更され、これが3度目の名前です。1902(明治35)年に開設された当初は「白鬚駅」。その後一時閉鎖され、関東大震災(1923(大正12)年)後に花街が発展したために営業を再開したときは「玉ノ井駅」。1988(昭和63)年に住居表示の変更にあわせて、惜しまれながら「東向島駅」に改称されました。 

玉の井は、Wikipediaによると、「戦前から1958年(昭和33年)の売春防止法施行まで、旧東京市向島区寺島町(現在の東京都墨田区東向島五丁目、東向島六丁目、墨田三丁目)に存在した私娼街である。永井荷風の小説『東綺譚』、滝田ゆうの漫画『寺島町奇譚』の舞台として知られる」ところです。

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2019年4月21日 (日)

ランチの野菜度 「春の鶴岡を味わう会」

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  • 山形の山菜づくし
  • 参加費:4,500円
  • 野菜度:★★★★☆

◇【伝統野菜プロジェクト】の春のセミナー「タネと人との素敵な関係」でお世話になった、山形「山菜屋」の遠藤初子さんからお誘いがあり、チームメンバーがランチに参加しました。
◇春の山菜づくしのランチ。定番のてんぷらがおいしいのはもちろんですが、ディップやアクアパッツァになったり、アボカドに入ったグラタンになったり、面白いお料理のあれこれを楽しみました。
▲写真は「赤こごみ」「あまどころ」など当日販売された山菜。

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2019年1月20日 (日)

ケールのおいしさ研究会(3)

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野菜と文化のフォーラム主催の「ケールのおいしさ研究会」に、機能性が表示されたケールが登場しました。昨年12月に生鮮野菜の葉ものとして初めて届出が受理された、増田採種場の「ソフトケールGABA」です。

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2019年1月18日 (金)

ケールのおいしさ研究会(2)

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野菜と文化のフォーラムが主催する「ケールのおいしさ研究会」。(有)コートヤード 代表取締役・食と農コンサルタントの新田美砂子さんのお話は「ケールの調理特性と美味しさを引き出すメニュー化のポイント」です。 ▲上の写真は、試食したケール料理8種。
新田さんはメニュー化のポイントとして次の3つを挙げています。
  1. 既存の野菜をケールに置き換える
  2. 既存の野菜とケールをいっしょに使う
  3. 食べやすくする(調理と食材の工夫)

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2019年1月17日 (木)

ケールのおいしさ研究会(1)

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野菜と文化のフォーラム主催の「ケールのおいしさ研究会」が開かれました。講演は以下のプログラムで、講師は、トキタ種苗の吉田昌美さんと、食と農コンサルタントの新田美砂子さん。
  • 「まずい!」から「うまい!」へ。トレンドのケールについて 講師:トキタ種苗(株) 取締役 開発普及室長 吉田昌美氏
  • ケールの調理特性と美味しさを引き出すメニュー化のポイント 講師:(有)コートヤード 代表取締役 新田美砂子氏
司会者と二人の講演者が口を揃えて訴えたのは、「ケールは苦い・まずい」という、かつて作られたイメージは今や間違っているということ。それだけ、「苦い・まずい」という昔のイメージが強く残っているんですね。
栄養的な価値が高いこともよく知られており、ケールに漏れなく付いてくる話題。そのなかで増田採種場が開発した「ソフトケールGABA」は、生鮮野菜・葉もので初めて、機能性表示食品として承認された、とのことです。

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2019年1月14日 (月)

今が旬! 海苔の美味しいお話

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歌舞伎座3階で開かれた、歌舞伎座×ちくま大学「大江戸味ごよみ 江戸の食文化にひたる」に参加しました。「大江戸味ごよみ2019」に江戸野菜のコラムを担当することになったご縁です。

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