2019年6月28日 (金)

宴の野菜度 押上「よしかつ」

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  • おいしいものを食べる会
  • 参加費:4,500円
  • 野菜度:★★★★☆ ※ちょっとオマケして

◇何年もいっしょに仕事をした仲間と、久しぶりの集まり。
◇江戸東京野菜の料理を食べたい、という希望が出て、押上「よしかつ」に集まりました。
◇店主の佐藤さんが、一皿ごとに使われている食材を紹介してくれます。それが、ほかにないエンタテイメントになる(って私だけ?)ところがスゴい。

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2019年3月 4日 (月)

ガイニマイナ&マゲニマイナ

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2015年に[野菜の学校]で「島根の伝統野菜」の講師をつとめてくださった島根大学の小林伸雄先生から、2月中旬メールをいただきました。「先週、菜っ葉の新品種を発表いたしました。うま味と茎の柔らかさが特徴です。以前ご紹介したこともあったかと思いますが、現在試作試販中で今後県内外の栽培農家に普及し、広く流通を進めたいと考えております」とのことです。

小林先生が研究活動をすすめる島根大学生物資源科学部では、「出雲おろちだいこん」を開発し、出雲そばの引き立て役として、話題になりました。続いて今回は「津田かぶ」に「紅菜苔」と「アスパラ菜」を交配し、紫色の「ガイニマイナ」と緑色の「マゲニマイナ」が誕生したわけです。

メールをいただいたのがちょうど八百屋塾の前でしたので、東京の八百屋のみなさんに紹介したいと思い、現物を送っていただくことにしました。
▲上の写真は八百屋塾での「ガイニマイナ(左)」と「マゲニマイナ(右)」
 

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2019年2月 4日 (月)

後関晩生、ごせき晩生

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1月第3週の日曜日は、東京の八百屋さんの勉強会「八百屋塾」でした。テーマは「冬の葉野菜」。集まったたくさんの葉っぱたちのなかで、ひときわ目をひいたのが、大きく育った東京の伝統小松菜「後関晩生」(江戸川区産)です。野菜を運ぶ箱の上にのっているので、だいたいの大きさがわかります。50㎝はあったのではないでしょうか。
 
「後関晩生」は江戸東京野菜のひとつです。JA東京中央会の定義によると「小松菜発祥の地、江戸川区の後関種苗が、昭和25年より晩生小松菜の一系統から集団淘汰を続け固定。昭和38年に「ごせき晩生小松菜」と命名、市販しました。後関種苗は既に無く現在は、日本農林社が扱っています。」
なので、「後関晩生」ではなく、「ごせき晩生」と書くのが正しいのですけれど、今までずっと「後関晩生」と書いていたので、そのままいくことにします。
 
▼今回の「後関晩生」(上)とフツーの小松菜(下)
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驚いたのは、このビッグサイズにしてとてもおいしいことです。特に生がすごい。茎の部分は甘くてジューシーです。加熱するとちょっと筋が気になるかも、ですが、育ちすぎた感じではありません。

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2016年12月17日 (土)

きのこブックス

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「八百屋塾」、10月のテーマはきのこでした。お話は、東京農業大学助教 農学博士 管理栄養士の宮澤紀子先生。テーマは「きのこと健康」。詳しくはここをクリックしてご覧ください

その宮澤先生から、きのこの本が3冊届きました。どれも役に立ちそうです。なかでも、先生が図鑑監修しておられる『きのこの教科書』は、34種類のきのこ図鑑が魅力。10月にお話をうかがってから、ほとんど毎日きのこを食べています。きのこ料理のレシピがこれだけあると、きのこラブがますます高まりそうです。

ありがとうございました!
 

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2015年7月21日 (火)

八百屋塾 まだまだ、なす③グローバルな個性派

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7月の八百屋塾のテーマはなす。世界に約1000種ある、といいます。日本語には「なす紺」という単語があるくらい、なすの色は濃い紫と決まっていましたが、模様があったり、巨大なものだったり…。これまで家庭の食卓にはのらなかった、ユニークな姿のなすが、国内でも作られています。主としてレストラン向けの個性派たち。来歴など、不明なものが多いようです。
 

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2015年7月20日 (月)

八百屋塾 まだまだ、なす②地方の逸品

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7月の八百屋塾のテーマはなす。国内に約180種類、世界には1000種類もあるといいます。各地で作られている素晴らしいなすのなかから、ほんの一部がやってきました。▲写真は寺島なす

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2015年7月19日 (日)

八百屋塾 まだまだ、なす①スタンダード

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7月の八百屋塾のテーマはなすです。新潟の在来種がたくさん並びましたが、東京周辺で標準的なのはこの3種。それに、最近関東でも増えている長なす。なすのベーシックスタンダードとして、勉強品目からはずせません。▲写真は千両

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2015年7月18日 (土)

八百屋塾 新潟のなす③「鉛筆なす」ほか

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7月の八百屋塾のテーマはなす。新潟市農林水産部農業活性化研究センターの小田切文朗さんが、新潟のなすについて詳しく紹介してくださいました。▲写真は「中島巾着」
 

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2015年6月20日 (土)

野菜の学校(10) 和歌山の実山椒など

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和歌山の伝統野菜・地方野菜。「実山椒」「山ふき」「ミニトマト」「黒大豆」なども届きました。▲写真は実山椒
 

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2015年5月20日 (水)

八百屋塾 いんげん豆

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八百屋塾5月のテーマは、さやごと食べる、野菜としての豆です。
お話は、雪印種苗の研究開発本部の大橋真信さん。夕張にある北海道研究農場からいらしてくださいました。
 

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