2020年4月12日 (日)

のらぼう菜づくしの蕎麦御膳

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五日市の「のらぼう菜」圃場を二つ見学した後、あきる野市雨間にあるおそば屋さん「伊ぐ佐」で、石臼でひいた手打ちそばに、のらぼう菜を使ったお料理がセットになったランチをいただきました。メニューに名前がなかったので、勝手に「のらぼう菜づくしの蕎麦御膳」とネーミング。ごちそうさまでした。

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2019年12月25日 (水)

ニッポンお宝食材

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フードジャーナリストにして食文化研究家、エッセイストの向笠千恵子さんの新刊。向笠さんは、その「あとがき」で、こう書いています。

2013年に「和食」がユネスコの無形文化遺産に認定された時には、食に携わる者として喜ぶ一方で、間に合ってよかった!という思いの方が強いくらいでした。平成後半にはすでに「和食」を支える食材自体がどんどん先細りだったからです。

ちょうどその頃、JR東海などの新幹線車内にあるカルチャー月刊紙『ひととき』で、向笠さんによる食材探訪エッセーの連載が始まりました。この『ニッポンお宝食材』は、その5年間、全60回を1冊にまとめたもの。日本全国の「お宝食材」をカバーしています。

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2019年6月28日 (金)

宴の野菜度 押上「よしかつ」

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  • おいしいものを食べる会
  • 参加費:4,500円
  • 野菜度:★★★★☆ ※ちょっとオマケして

◇何年もいっしょに仕事をした仲間と、久しぶりの集まり。
◇江戸東京野菜の料理を食べたい、という希望が出て、押上「よしかつ」に集まりました。
◇店主の佐藤さんが、一皿ごとに使われている食材を紹介してくれます。それが、ほかにないエンタテイメントになる(って私だけ?)ところがスゴい。

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2019年5月27日 (月)

八百善よもやま話

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歌舞伎座花篭ホールで開かれた「八百善十代目が語る--江戸の味東京の味」に参加しました。歌舞伎座×ちくま大学・学ぶ「江戸食文化紀行」大江戸味ごよみの第9回目です。

お話は「十代目」と呼ばれる栗山善四郎氏。
私は鎌倉の「八百善」に二度行ったことがあります。二回とも十代目のお話はなかなか止まりませんでした。(そのときのメモはこちらをクリックしてください⇒⇒ランチの野菜度「八百善」

▼十代目栗山善四郎氏
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2019年5月25日 (土)

宴の野菜度 麻布十番「更科堀井」

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・お蕎麦と江戸東京野菜を食べよう!
・5,500円+お酒はキャッシュオンデリバリー
・野菜度★★★☆☆

◇江戸ソバリエ協会と江戸東京野菜コンシェルジュ協会共催、季節ごとに「更科蕎麦と江戸東京野菜を味わう」催しの春の会に参加しました。今回のハイライト野菜は、江戸東京野菜の「つまもの」の一つ、「あゆたで」です。

▲写真は当日使われた江戸東京野菜。左から「あしたば」、その下方に「あゆたで」、その右のビンに入っているのは「谷中しょうが」を使った「ジンジャーシロップ」、その下は「川口えんどう」、右は「東京うど」、最後は「志村みのわせ大根」

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2019年5月 6日 (月)

ランチの野菜度 藤沢「トラットリア・アドリアーナ」

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  • 仕事仲間と連休にランチ
  • ランチ1,700円+お魚+ワイン
  • 野菜度は★★★☆☆

◇昔からの仕事仲間(といってもメールとファイルのやりとりで済んでしまい、あまり会えない)と、久しぶりにいっしょにランチ。
◇このお店、仲間のひとりが住んでいる近くに、この3月にオープンしたばかりのイタリアンレストランです。シェフの笹林まり子さんはそのクラスメート。なので、しょっちゅう来ているらしい。
◇トラットリア・アドリアーナという店名は、まり子シェフがイタリアのエミリアロマーニャ州で修業したときに近くにあったお店なのだそうです。アドリアーナおばさんのおいしいお料理が食べられて、大好きだった。オーブンするときにいろいろ考えたけど、あんな店にしたいという願いをこめてつけた、とのこと。
◇まり子シェフのお料理は、この前まで横浜高島屋のナプレで食べられました。めしあがったことのある方、トラットリア・アドリアーナにもぜひどうぞ。

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2019年3月 1日 (金)

宴の野菜度 御徒町「老酒舗(ろうしゅほ)」

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  • 江戸東京の味探訪仲間の飲み&食べ会
  • アラカルト+お酒 4,000円?
  • 野菜度は★★★★☆
◇『大江戸味ごよみ2019』のご縁で江戸東京の味を探訪する仲間ができました。今回は江戸を離れ、本場中国テイストのお店、御徒町駅のガード下にある「老酒舗」です。
 
◇これは中国四大料理ではないと思いますが、どこ地方なのか…? 発酵野菜がよく使われていること、かなり辛みが利いていること、羊肉(と思ったら山羊肉だった)を使う料理があることなど、内陸の、北の方のような感じがしたのですが、詳しい人から、北京から東北部にかけての、家庭料理?居酒屋料理?ではないか、と教えてもらいました。でも、こんなにとうがらしを使うかなぁ。「北京料理だったら、タカノツメ(乾燥させた赤唐辛子)のはず。青唐辛子を使っているのは、今どき風ということ?」とも。
 
◇3人でお腹いっぱい食べてよく飲みました。一人、お酒が多めだった人が多く払って、私たちは4000円! 満足!!

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2019年2月20日 (水)

宴の野菜度 銀座「長崎しっぽく浜勝」

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  • 長崎からいらした中尾さんご夫妻を囲むお食事会
  • おまかせのお料理+お酒 9,000円
  • 野菜度は★★☆☆☆
◇[野菜の学校]で「日本の伝統野菜・地方野菜」講座を開いていた頃、1月に1回、1つの地方をテーマに、現地の専門家に来ていただいて、お話をうかがいました。長崎の伝統野菜は2014年2月、講師は生産者の中尾順光さん。そのとき以来のおつきあいで、東京にいらっしゃるとお目にかかる機会を作ってくださいます。
 
◇今回は、幕張で開かれた食のイベントのためにいらした中尾さんご夫婦を囲んで、昨年11月に銀座にオープンしたばかりのしっぽくのお店「浜勝」に集まりました。
 
◇卓袱は「わからん料理」ともいいます、と開口一番、中尾さん。ん?わからん…?漢字で書くと「和華蘭料理」で、和、中華、阿蘭陀(西洋)の要素が渾然一体となったお料理のこと。さすが古くからの国際都市、長崎です。
 
◇卓袱の「卓」は、円卓。本来は丸いテーブルをグルグルまわしてお料理をいただくスタイルだそうです。たとえばお刺身も、必ず大皿出てきて、銘々皿に取り分けていただく形。今回は丸テーブルではなくふつうの四角いテーブルをつないで、8人並び、お料理は大皿2つに盛られていました。

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2019年2月11日 (月)

八百善江戸東京ツアー 向島編・続々

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大江戸味ごよみ2019」に登場する江戸の料亭「八百善」ゆかりの土地を、博覧強記のみなさんからうんちくをうかがいながら歩こう、という街歩きシリーズ「八百善江戸東京ツアー」向島編。
「向島」といえば江戸野菜の「寺島なす」です。どこかで何かに会えるといいなぁと思っていたら、見つけました。白鬚神社の鳥居をくぐると右側に「寺島なす」の案内板。江戸東京・伝統野菜研究会の大竹道茂先生が尽力されて設置されたものです。
それだけではありません。白鬚神社は、今回のツアーのキモとなる、「八百善」との特別な縁がありました。

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2019年2月 9日 (土)

八百善江戸東京ツアー 向島編

大江戸味ごよみ2019」以来、江戸づいています。

思いがけなく暖かい2月の午後、このカレンダーに登場する江戸の料亭「八百善」ゆかりの土地を歩こう、という街歩きシリーズ「八百善江戸東京ツアー」向島編その1に参加しました。

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北千住のうなぎ「千寿」にひかれて、ランチから午前組と合流。

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